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HPの進路結果の表記から見える、高校のカラー

  • その他 2018年 11月09日

高校によって随分と進路結果の出し方に差があります。

日々、高校の進路の先生方と情報交換をさせていただき、時には進路に関する講演などもやらせていただく弊社ですが、先日ご訪問した都立高校のベテランの先生との会話の中で興味深いお話を聞かせていただきました。

その先生がおっしゃるところでは、1つの例としてHPに生徒の進路先をどの程度、詳しく出すかを比べてみると高校ごとにカラーというか意識差があるそうです。例えば、A高校は毎年の進路結果は出ているけれど、合格者数のみ(主に大学)しかアップされていない。B高校は毎年ごとの入試区分別(主に大学)の進学先結果までを詳細に出している。C高校では更に大学合格者数と実際の進学者数までを細かく過去5年分まで出している(見る方は経年で見れるのでその高校の進学状況がとても分かりやすい)。など、良く見て比較をしてみると面白いよ。というお話でした。

実際に色々な高校のHPを拝見してみたところ、先生のおっしゃる通りで高校によって随分と進路結果の出し方に差がありました。大学の進学実績が多いから細かく出しているかと言えば、必ずしもそのようなことはありませんでした。
むしろ、専門学校や就職先の企業情報などを詳細に出されているところも多く、確かに各校ごとに差があるのだなと、とても興味深かったです。
(余談になりますが、私立の場合、進路結果は募集広報の生命線なので詳細に出すところが多いです。)

進路行事のお手伝いをさせていただく事が多い我々としては必ず頭に入れておかなくてはいけない情報なのでとても勉強になりました。Y先生、ありがとうございました。
(更なる余談になりますが、私大定員厳格化の影響で一昨年、昨年あたりから合格者数が多い大学の顔ぶれが変わってきている高校も散見されるので、経年で進路結果が見れると分析がしやすいというのは確かにあります。)

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