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【日本大学】学部連携で「総合知」を高める スケールが際立つ日本大学の学び

日本最大規模の総合大学が加速させる“多分野連携”の学びとは?

  • 大学・短期大学進学 2023年 12月06日

16学部86学科を擁する日本最大規模の総合大学である日本大学。

「自主創造」を教育理念として掲げ、自ら学び、自ら考え、自ら道をひらく人材を育成している。

幅広い研究領域の融合により「総合知」を涵養する独自の多学部連携教育と最新の入試制度について、本部学務部の中村好延次長に話を伺った。

聞き手・構成 河村卓朗(SINRO!編集長)

文理融合の学際的な教育研究環境が魅力

―16学部86学科を擁する日本大学ならではの学びの魅力についてお聞かせください。

 日本大学は、人文系、社会系、芸術系、理工学系、農・獣医学系、医歯薬系など学問領域の約9割を網羅した学部を擁する真の「総合大学」です。

 現代の社会では、既存の枠にとらわれない発想で物事を俯瞰的に捉え、行動できる「総合知」が求められます。

 気候変動や紛争、格差、食料やエネルギーの確保、感染症の流行といった地球規模の問題に立ち向かい、社会の持続的発展を維持していくには、分野を超えた協力が欠かせません。文理融合の幅広い学問領域を学べる本学には、学際的な教育研究環境があり、時代が求める「総合知」を存分に伸ばせると考えています。

 一方で、各学部が独立したキャンパスを持ち、独自の学びを展開しているのも日本大学の特色です。

 例えば、法学部と経済学部は東京都心の神田三崎町に都市型キャンパスをそれぞれ構えています。理工学部の船橋キャンパスには、小型飛行機の滑走試験もできる交通総合試験路や大型構造物試験センターなどがあります。生物資源科学部のある湘南キャンパスには演習林があり、芸術学部のある江古田キャンパスにはテレビスタジオや音楽棟があります。

 さらに、それぞれのキャンパスには独立した事務局があり、就職支援をはじめきめ細かな学生サポートを実現しています。

 キャンパスが分散していると他学部との交流ができないのでは……と心配になる人もいるでしょう。

 そこで、日本大学では、他学部の科目を履修できる「相互履修制度」を設けています。この制度を利用すれば、法学部の学生が芸術学部の科目を履修することも可能です。

 

―学部間の交流もますます盛んになっているようですね。

 理工学部と芸術学部による宇宙開発プロジェクト「N.U Cosmic Campus」など、学部を超えた連携も広がっています。

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N.U Cosmic Campusはこちらから
関係者のインタビューはこちらから

 

 1年次に履修する全学共通教育科目「自主創造の基礎」で行う「日本大学ワールド・カフェ」も特徴的です。これは、短期大学部を含む全学部の1年生約1万6000人が学部を横断して、グループワークを行うプログラムです。今年度(2023年度)からは、対面での実施が再開され、酒井健夫学長や林真理子理事長も参加して、学生たちと交流しました。

 

狙い目は3月に受験できる「N全学統一方式第2期」

―受験勉強もラストスパートの時期に入りました。一般選抜のポイントについてお聞かせください。

 一般選抜の実施方法や内容については、大きな変更はありません。「N全学統一方式第1期」が最も早い試験で、同一学部内を含め複数の学部学科を併願でき、1出願あたりの入学検定料は医学部・歯学部を除いて一律1万8000円です。

 これと各学部の「A個別方式」を組み合わせると合格のチャンスが広がります。

 入学検定料の負担軽減にも力を入れています。例えば、同一学部・同一学科を「A個別方式」と「N全学統一方式第1期」で同時出願した場合、「A個別方式」の入学検定料(3万5000円、歯学部5万円、松戸歯学部4万円)のみで受験できます。

 

―入学定員厳格化の時代が過ぎ、ここ数年、早めに一般選抜の合格を出す総合大学が増えています。

 これは明確に数字にも表れています。2019年度の本学の一般選抜合格者総数は約2万9000名でしたが、2023年度には、約3万7000名に増加しています。つまり、8000名ほど合格者が増えているのです。

 入学定員厳格化による辞退者の割合も予想できるようになったことから、大学側は2月の合格を出しやすい状況にあります。この傾向はしばらく続くと思います。

 裏を返すと3月試験の志願者は減っています。本学でも「N全学統一方式第2期」の志願者は減少傾向にあります。2月の試験で満足のいく結果が出なかった受験生には、2月23日まで出願できる「N方式第2期」をぜひおすすめしたいです。

 

―日本大学では、短期大学部からの編入学も盛んですね。

 短期大学部は三島キャンパス(静岡)にビジネス教養学科と食物栄養学科、船橋キャンパス(千葉)に建築・生活デザイン学科とものづくり・サイエンス総合学科があります。

 いずれも短期大学部卒業後、大学の学部に編入できる制度があります。2022年度は三島キャンパスのビジネス教養学科から、54名の学生が国際関係学部に編入しています。さらに、船橋キャンパスの2学科からは、同キャンパス内の理工学部や他学部、他大学を合わせ卒業生の約8割が編入を実現しています。

 

―最後に日本大学に興味のある受験生と保護者にメッセージを。

 日本大学の教育理念は「自主創造」です。「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道をひらく」能力を身につけた「日本大学マインド」を有する人材を幅広い業界に輩出しています。

 日本大学では、キャリア教育、就職支援にも力を入れています。ここで頼りになるのが、全国に広がるOB・OGネットワークです。日本大学の卒業生は約125万人を数え、社会のあらゆる分野で在学生の就職活動をサポートしてくれます。

 日本大学に入学すれば、日本最大規模の総合大学としての充実した教育制度、卒業生ネットワークをフル活用できます。ここで、「主体性」や「協働性」を伸ばしながら、大いに学び、夢を実現してほしいと思います。

 

お話を伺った方

日本大学 本部学務部
中村 好延 次長

 

⇒『進路の広場』で日本大学日本大学短期大学部を見る

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