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【立正大学】最先端の設備が整う立正大学熊谷で「情報」「環境」「福祉・教育」を学ぼう!

緑あふれる熊谷キャンパスを拠点とする3学部の魅力に迫る

  • 大学・短期大学進学 2025年 07月30日

緑に囲まれた広大な敷地とスタイリッシュな講義棟が印象的な立正大学熊谷キャンパス。

多様な実験・実習施設が揃うこの場所は、データサイエンス学部、地球環境科学部、社会福祉学部の学びの拠点になっている。

「情報」「環境」「福祉・教育」といずれも時代のニーズを反映したテーマに取り組む3学部の学びの特色と入試の傾向について、現場で指導にあたる教員の皆さんに伺った。

聞き手・構成 河村卓朗(SINRO!編集長)

社会で役立つ実践的なスキルが身につく3学部

ー熊谷キャンパス3学部について伺います。まず、データサイエンス学部の特色を教えてください。

相馬 立正大学データサイエンス学部は、文系・理系どちらにも開かれたカリキュラムが特色です。高度な数学やプログラミングの知識ゼロでも心配無用です。実際にプログラミング未経験で入学した学生が、3年次にはスマホアプリを開発するレベルまで成長することも珍しくありません。

目標はAIとコラボレーションできる人材を育成することです。AIを社会でどう扱っていくべきかを文理の壁を超えて模索しています。

データサイエンスの魅力は、身につけた知識がIT分野だけでなく、ビジネス、スポーツ、医療、天気予報、地域開発など実にさまざまな分野で役立つことです。卒業生の就職実績も好調で情報通信、サービス、メーカーなどの幅広い業界の企業から多くの求人が寄せられています。

ー地球環境科学部の特色についてはいかがでしょう?

下岡 地球環境科学部は、環境システム学科、地理学科の2学科からなる文理融合の学部です。前者は自然保護や生態系維持、異常気象、水資源管理など環境に関する幅広いテーマを学びます。後者は地理学をベースに地域の課題、交通システム、都市計画など、実社会の問題解決に挑戦できるのが魅力でしょう。

両学科には、海外フィールドワークのプログラムがあり、2024年度は地理学科の学生が、ウズベキスタンで観光や都市交通などさまざまなテーマで調査活動を行いました。また、環境システム学科では、ドローンを使ったリモートセンシングの研究などに取り組むことができます。

資格取得の支援も積極的に行っており、地球環境科学部では、気象予報士や国内旅行業務取扱管理者の資格取得サポートに力を入れています。さらに、両学科でGIS学術士、測量士補などの資格取得が可能です。

ー続いて、社会福祉学部の特色についてお聞かせください。

武田 社会福祉学部では、福祉の観点から幅広い学びを提供しています。

まず、社会福祉学科には、ソーシャルワークコースと教育福祉・社会デザインコースがあります。

前者は、社会福祉士、精神保健福祉士を目指す学生に向けたコースです。社会福祉学や心理学、法学など基礎科目から応用を学んだ上で、社会福祉施設での合計240時間の実習等を通し、高い専門性を持った福祉人材を育成します。

後者は、「普段の暮らしの幸せ」を支える人材になるための幅広い学びに触れることができるコース。実習では一例として熊谷市のバリアフリーマップの作成などを継続的に行っています。また同コースの特別支援教育プログラムを履修すれば、特別支援学校教諭を目指すことができます。

介護・福祉分野ばかりでなく、幅広い業界の一般企業に就職できる点もこの学科の魅力です。

一方、子ども教育福祉学科では、保育士・幼稚園教諭、小学校教諭を育成しています。保育士・幼稚園教諭を目指す学生は、学内の子育て支援センター「ベアリス」で子どもと触れ合いながら実習ができます。学科で学びながら、認定心理士、リトミック指導者などの資格取得にも挑戦できます。

立正大学で小学校教諭を目指すなら、こちらの学科です。データサイエンス学部が隣にあることで、情報機器を使いこなせる教員を目指せることは、将来の強みになるでしょう。

立正大学熊谷キャンパスを拠点とする3学部

高校時代の活動を評価する独自の総合型選抜を用意

ー熊谷キャンパスの魅力を各学部の視点でお聞かせください。

下岡 やはり豊かな自然の中で学べる環境は魅力です。生態系の保全には力を入れており、キャンパス内でフクロウを観察できます。学内で測量実習ができるのもいいですね。

相馬 敷地が広いので、キャンパス内でドローンを飛ばすことができます。また、学部の視点としては、熊谷で練習している強化クラブとコラボして、スポーツ×データサイエンスの高度な研究ができる点も魅力です。

ー各学部の2026年度入試のポイントがあれば、教えてください。

相馬 データサイエンス学部では、「活動評価型」の総合型選抜を実施しています。データを利活用した活動で受賞経験がある人などは、こちらがおすすめです。また、全学部一般選抜では、ほとんどの日程で「数学なし」で受験することができます。

武田 社会福祉学部の総合型選抜には、「活動評価型」と「探究実践型」があり、いずれも学部内併願が可能です。志望学科に迷う人はこちらを受験するといいでしょう。

下岡 地球環境科学部環境システム学科では〈フィールドワーク方式〉を取り入れた総合型選抜があります。学内で観察・観測を行い、グループディスカッションから発表への共同作業を評価して、合否を判定します。他にも〈ゼミナール方式〉など多様な選考方法の総合型選抜を用意しています。

ー最後に立正大学熊谷キャンパス3学部から受験生に向けてメッセージをお願いします。

武田 立正大学は開校から153年の歴史を受け継ぐ歴史ある大学です。実務家教員が多いのが特色で実践的な学びに挑戦できます。

熊谷キャンパスには、3学部共通で公務員や教員や採用試験対策を目指す学生が多く、国家試験対策も積極的に行っています。また、部活動に本気で取り組みながら、大学の学びを両立したい人にも向いていると思います。

お話を伺った方

立正大学
データサイエンス学部 相馬 亘 教授
地球環境科学部 下岡 順直 教授
社会福祉学部 武田 悟一 准教授

⇒『進路の広場』で立正大学を見る

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