2種の奨学金で特待生を迎え、学生の挑戦を後押しする
東海大学は2026年度入試より、全学部統一選抜(前期)の合格者から成績優秀者を選抜し、特待生を採用する「ゼントク」をスタートした。
さらに2027年度入試からは「プレトク」が新たに導入される。
学長室(入試)部長の山本義郎教授に、その狙いを聞いた。
聞き手・構成 河村卓朗(SINRO!編集長)
「ゼントク」は、2月に実施する全学部統一選抜(前期)の合格者のうち、奨学金を希望する成績優秀者を対象に特待生を選抜する制度です。奨学金には2つのタイプがあり、入学金と4年間の授業料を全額免除する「学費免除タイプ」、入学手続時の授業料から20万円を減免する「入学奨励タイプ」を設けています。
2026年度は、あわせて最大500名を対象としました。その結果、全学部統一選抜(前期)の志願者数は前年を大きく上回り、「6169人」となりました。
また、同一試験日であれば、最大3学科まで併願しても入学検定料は一律3万5000円となる「フラット併願割」を利用できます。試験場は全国18地区に設けており、居住地にかかわらず受験しやすい体制を整えています。
選抜方法は3科目受験の高得点2科目で判定。得意科目を活かしやすい点が特徴です。英語外部試験スコアも活用できますが、英語科目の受験を必須としているので、さらに高得点を目指すことも可能です。

可能です。ただし、受験できるのは、すでに合格している学科に限られます。2026年度は、総合型選抜・学校推薦型選抜などの年内入試で合格した方のうち、約80名が「ゼントク」にもチャレンジしています。
一番の目的は、できるだけ早い段階から本学に関心を持ってもらうことです。「プレトク」は、「ゼントク」と類似した出題内容を予定し、年内に実力を試す機会として位置付けています。
12月の時点でしっかり準備ができていれば、特待生を目指すこともできますし、もし届かなかった場合でも、2月の「ゼントク」で再挑戦できる。そうした段階的なチャレンジが可能な仕組みです。金銭的な負担を下げ、受けやすくするために、受験料を「1万円」に設定しました。
選抜方法は3科目の合計点に、書類審査を加えた判定になります。高校での学習の積み重ねも一定程度評価しますが、配点の中心は学力試験に置いているため、3科目の得点次第で十分に挽回が可能です。「プレトク」は全国13地区で実施する予定です。
もし、「プレトク」で特待生として採用されなかった場合でも、総合型選抜としての合格もあります。一般選抜の時期になってから本学の受験を検討するのではなく、年内から受験に備えてほしい。早期から東海大学を理解し、入学後も主体的に学び、活躍してくれる受験生を応援したいと考えています。


東海大学には、挑戦する学生を後押しする仕組みが数多くあります。大学をどう使い、どれだけ主体的に学ぶかで、学生生活の充実度は大きく変わります。
そのためにも、入学後の姿を具体的にイメージしてほしいと思っています。まずはオープンキャンパスに足を運び、学生スタッフと話してみてください。先輩たちのリアルな体験に触れることで、東海大学でチャレンジする自分の姿がきっと見えてくるはずです。

東海大学 学長室(入試)
山本 義郎 部長
博士(理学)。理学部 数学科 教授。
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