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【JTBツーリズムビジネスカレッジ】卒業生の45%をJTBグループに送り込むJTBツーリズムビジネスカレッジの就職力

旅行手配だけでなく、人と人をつなぎ、新しい価値を生み出せる人材を育成

  • 専門学校進学 2026年 07月31日

旅行会社やホテルで働く—。そんなイメージが強いツーリズム業界だが、今やそのフィールドはイベント運営、地域創生、インバウンド事業など社会の幅広い領域へ広がっている。

JTBツーリズムビジネスカレッジは、JTBグループが設立した専門学校。ここでは、新時代のツーリズム業界に合わせた実践的な教育を展開している。

業界の現状とそこで活躍する人材の育成について、堀口由美子校長と鈴木良照常務理事に伺った。

聞き手・構成 河村卓朗(SINRO!編集長)

「交流」の機会をつくり、「移動」と「体験」を支える

―JTBグループが設立した専門学校としての特色と2024年の校名変更に込めた思いについてお聞かせください。

堀口 開校以来、40年以上にわたりツーリズム業界に人材を送り出してきました。JTBグループが設立した専門学校として、業界との強いつながりを持ちながら実践的な教育を行っていることが大きな特徴です。2024年4月には、「JTBトラベル&ホテルカレッジ」から現在の「JTBツーリズムビジネスカレッジ」へと校名を変更しました。

現代のツーリズムは、旅行企画・宿泊業務だけでなく、スポーツイベントから音楽フェス、MICE※、地域創生、インバウンド事業、自治体観光支援まで様々なサービスを手がけます。私たちの仕事は、「交流」の機会をつくり、「移動」と「体験」をトータルで支えることです。こうした広大なフィールドの可能性を伝え、未来のツーリズム業界を支える人材を育てていきたいと考えています。

※MICE:ビジネスや学術目的など、多くの集客交流が見込まれるイベントの総称。Meeting(会議)、Incentive Travel(招待旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition / Event(展示会・イベント)の4つの英語の頭文字をとった造語。

 

―現在のツーリズム業界が求める人材像と貴校の役割についてお聞かせください。

鈴木 ツーリズムは、これから世界的に最も成長が期待される産業の一つだと考えています。世界人口は今世紀後半頃まで増加し、世界経済も成長を続けていくと予測されています。人口が増え、所得が増えれば、人は必ず移動し、交流します。ツーリズム業界への需要は確実に伸びるでしょう。

一方、日本では人口減少や少子高齢化が進み、地方では人手不足や地域活力の低下が大きな課題になっています。だからこそ、交流人口や関係人口を増やし、地域を元気にするツーリズムの役割は一層重要になります。これからの業界では、旅行商品を販売するだけではなく社会や地域の課題を解決したり、地域の魅力を発掘し、新しい価値を創り出せる人材が求められます。本校はそうした人材を育成し、社会に送り出すことを使命としています。

 

―貴校の教育カリキュラムや学びの特色について教えてください。

堀口 2024年にカリキュラム改革を行い、「資格取得至上主義」から「成長至上主義」へと大きく舵を切りました。もちろん「旅行業務取扱管理者」などの資格取得は重要ですが、それだけでは変化の激しい時代を生き抜くことはできません。

そこで、ビジネス思考、マーケティング、AI・デジタル活用、課題解決力などをテーマとした授業を新カリキュラムに盛り込みました。本校は「国際観光ビジネス科」と「国際ホテル&ブライダル科」の2科構成(日本人学生対象)で、前者はツーリズムに関する幅広い領域を学び、後者はホテル・ブライダル業界の知識習得をより意識した学びを重視しています。

今回のカリキュラム改訂では、観光業界や社会のニーズに対応できる学びの内容を充実させました。例えば国際ホテル&ブライダル科では、1年次の「ツーリズム概論」で、ホテル・ブライダルの知識に加え、観光や地域資源、文化、歴史などについても学びます。現代のホテル業はMICEやインバウンド、地域振興なども深く結び付いており、専門性に加えて観光全体を理解する力が求められています。

こうした業界の実態を踏まえ、ツーリズムとホテル・ブライダルを横断的に学べる点は、本校ならではの特色の一つです。

鈴木 本校では、企業実習など実践的な学びを通じて、学生時代からツーリズム業界のリアルな課題解決に取り組む機会を豊富に用意しています。ここで、業界の即戦力となるための「マインド・知識・スキル」を身につけることができます。なかでもJTBグループとの連携は、本校ならではの大きな強みです。例えば、東京五輪など国際的な大規模イベントの運営に携わる実習、JTB海外支店でのインターンシップなど、JTBグループのネットワークを活かしたプログラムをこれまでも実施してきました。

外資系有名ホテルへの就職実績も増加中

―就職支援や大学編入制度についても教えてください。

堀口 JTBグループへの就職率が約45%(開校からの累計)に達しています。卒業生たちは、旅行会社、ホテル、航空、鉄道など幅広い業界への就職を実現しており、最近は、外資系有名ホテルへの就職実績も増加しています。

また、東洋大学への編入制度も2019年からスタートしており、これまでに計13名が指定校推薦枠にて編入を実現しました。観光学をさらに深く学びたい学生にとっては、魅力的な選択肢になるでしょう。

JTBツーリズムビジネスカレッジの就職実績
 
―最後に旅行・ツーリズム業界に興味のある高校生にメッセージを。

堀口 ツーリズム産業は、人と人をつなぐ仕事です。だからこそホスピタリティの精神が欠かせません。また、相手の話をしっかり聞く力、共感力、質問力なども重要になります。そして、一番大切なのは、「誰かの役に立ちたい」「誰かを笑顔にしたい」という気持ちです。進路が明確に決まっていなくても構いません。本校で学びながら自分の可能性を見つけてほしいと思います。

鈴木 本校では95%以上の学生がツーリズム業界へ進みます。志を同じくする仲間たちと学び、業界との強いネットワークの土台を築きながら成長できる環境があります。これからの日本には、人と人をつなぎ、新しい価値を生み出せる人材が必要です。将来の選択肢として、ツーリズムという大きな可能性を持つ世界に是非目を向けてください。

お話を伺った方

JTBツーリズムビジネスカレッジ
堀口 由美子 理事 校長兼教務部長
鈴木 良照 常務理事 法人統括本部長

⇒『進路の広場』でJTBツーリズムビジネスカレッジを見る

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