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【東京農業大学】食や農に関するあらゆるものが研究対象 文理を問わず学生が活躍する東京農業大学

北海道オホーツクキャンパスの生物産業学部を対象に、2027年度から1学科出願することで検定料が免除に!

  • 大学・短期大学進学 2026年 08月05日

総合農学を起点に人々の「生命」と「暮らし」を支える学びを展開してきた東京農業大学。

その研究対象は幅広く、食や生命に関する科学的なアプローチはもちろんのこと、食品の流通や経営といった文系ならではの視点が求められる分野の研究にも力を入れている。

今回、入学センターの山本道裕課長補佐に、文系の受験生が農学を学ぶ意義や、入試のポイントなどについて話を伺った。

聞き手・構成 河村卓朗(SINRO!編集長)

生産から加工、流通まで
学びの多様性が農学の魅力

―東京農業大学で農学分野を学ぶ魅力をお聞かせください。

農学の魅力は、生活に密着した学びの多様性にあると考えています。朝ごはんを食べる、ペットと触れ合う、コンビニでお弁当を買う……。普段は意識しないかもしれませんが、こうした日常的な行動はすべて農学につながっています。

例えば、コンビニのおにぎりひとつにしても、材料の生産や加工、調理、流通など、さまざまな過程を経て、皆さんの口に届けられています。そして、その背景には、ユーザーに商品を選んでもらうためのマーケティング戦略や、ビジネスとして成立させるための経営的な知見が隠されています。

理系分野だと思われることの多い農学ですが、消費者心理や経営について考えるうえでは、文系寄りのアプローチも重要になるのです。その点、文系の学生も多く活躍していることが、本学の大きな特徴であるといえます。

また、教育理念である「実学主義」に基づき、幅広い実験や演習を展開している点も本学の魅力です。世の中には、座学で得た知識だけでは解決が難しい問題が溢れています。そこで、本学では「目で見て」「手で触れて」「味や香りを感じて」もらう経験を通じ、社会で活躍できる実践力を育むことに力を入れています。

―直近の一般選抜の動向と、その背景について教えてください。

2026年度の一般選抜については、前年度と比較して約11%の志願者増加となりました。進学率の上昇とチャレンジ志向が高まったこと、私立大学全体の受験者数が増加していることなどが要因として考えられますが、本学としては農学の魅力が受験生に伝わっていることの現れでもあると感じています。

特に近年、“令和の米騒動”や都市部における熊の出没など、農学にまつわるニュースが相次いで報じられました。また、国が「デジタル・グリーン分野」の推進を行っていることもあり、本学をはじめとする農学系の大学・学部への関心が広がったのではないかと推察しています。

また、成績上位層の志願者数が増加しているという傾向も顕著でした。もともと本学への志望度が高い受験生は、年内から積極的にチャレンジして合格を獲得するケースが多くなっています。一方、国公立大学や難関私立大学を目指している受験生は主に一般選抜に出願するため、成績上位層が集中したものと思われます。

こうした背景もあり、本学への志望が固まっている受験生には、年内入試から挑戦していただくほうが可能性を広げられると考えています。

―貴学の年内入試について、ポイントや対策を教えてください。

年内入試は基本的に専願形式となります。そのため、志望動機を明確にすることや、各学科のアドミッションポリシーを理解しておくことが大切です。私たちは自己推薦書や事前課題、口頭試問を通じて、受験生の“東京農業大学で学びたい”という思いを総合的に判断しています。特に「総合型選抜 全学部」では学業成績の条件がないため、熱意が最も重要なポイントになります。

本学では、総合型選抜の事前課題を7月以降にHPで公開していますので、夏休みなども活用しながらじっくりと考えていただければと思います。

また、大学での学びについて理解を深めるため、オープンキャンパスに参加することを強くおすすめします。本学の教員や学生に、臆さずに質問してみてください。そこで得た情報や経験は、皆さんの志望動機をより説得力のあるものにしてくれるはずです。

北海道オホーツクキャンパスの生物産業学部を対象に、
2027年度から1学科出願することで検定料が免除に!

―2027年度入試の注目ポイントを教えてください。
東京農業大学 2027年度入試の注目ポイント

2027年度の一般選抜および大学入学共通テスト利用選抜より、生物産業学部併願割制度を新設します。これは、POINT1の表通り、1学科分の入学検定料で生物産業学部の全学科の入学検定料が免除となる制度です。生物産業学部には世田谷・厚木キャンパスにある学科との類似性が高い学科も多く、各学科の合否結果を見てから進学先を決めることが可能です。

生物産業学部のある北海道オホーツクキャンパスには、現地でしか体験できない貴重な学びが溢れています。実際、自分だけの強みを獲得した学生が地元に戻って就職するケースも少なくありません。オホーツクという遠方での学びに不安を感じる人がいるかもしれませんが、周辺には生活に必要な設備や店舗が充実しています。

この機会に、学習面のみならず人としても大きく成長できる生物産業学部への進学をご検討いただきたいと思います。

―読者である高校教員の先生方に向けてメッセージをお願いします。

現代社会では、これまで想定されていなかったような問題が次々と発生しています。今後の受験生は、こうした予測不能な未来に立ち向かっていく必要があります。東京農業大学では、猛暑に耐える稲の開発やスマート農業の推進、SDGsへの取り組みなど、最新技術を駆使して社会問題の解決をめざす研究が数多く行われています。

これは理系分野に限った話ではありません。本学では23学科中12学科が文系科目のみで受験可能であり、文系理系を問わず幅広い業界で卒業生が活躍しています。食や環境に関心があり、他大学とは異なる経験を求めている受験生の方に、ぜひ本学での学びを紹介していただけると嬉しいです。

お話を伺った方

東京農業大学 入学センター
山本 道裕 課長補佐

⇒『進路の広場』で東京農業大学を見る

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