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オープンキャンパスの歩き方(中編)

オープンキャンパスに参加するメリットとは?

  • 大学・短期大学進学専門学校進学就職 2019年 07月31日

記事の前編・後編

では具体的に、専門学校・大学・短期大学の見比べ方についてお話ししていきたい。
ポイントを下記にまとめるが、それだけではなくその場で感じる雰囲気やフィーリングも重要。各人それぞれの「直感」も大事にしてほしい。

 

【専門学校の場合】

専門学校の場合は、選ぶ前の大前提としてその学校が「認可校か無認可校か」の確認からはじめたい。

無認可校だと専門士の資格が取れず最終学歴は高卒扱いとなる、通学定期も学割も奨学金も使えない、などといったデメリットがある。
もちろん、無認可校でも良い教育をしてくれる学校はある。この事情を理解したうえで進学するのであればOKだ。問題なのは、てっきり専門学校だと思った学校が実は各種学校や民間スクールだった場合。
(具体名は書かないが、とても有名な学校が実は専門学校ではないパターンもある)

一番簡単な見分け方は、校名に「専門学校」の文字が入っているかどうか。この四文字が入っていれば100%専門学校だ。
(~専門学院、~アカデミーなどの場合は注意が必要!
一方で、中央工学校や神田外語学院など「専門学校」が名前につかない名門専門学校も一部にあるので、しっかり確認しよう)

また、実践的なポイントとして実習環境や設備も見ておきたい。専門学校はその分野の「プロ」を育てる学校だ。調理であれば厨房設備の充実度、トリマーであれば一頭の犬を何人で世話をするか、栄養であれば大量調理実習(給食など)の機会がどのくらいあるのか、など。

各校によって違いがあるため、しっかりと見比べてどの学校が自分にふさわしいかを調べていきたい。

 

【大学・短期大学の場合】

大学・短大の場合は、同じ学部を持つ大学を複数見比べてほしい。

たとえば、法学部や経済学部など多くの大学が持っている分野を志望する場合は、各校で微妙に取り扱うテーマや分野も違う。理系の場合は、分野が同じでも研究室まで見なければ、本当の意味での中身まではわからない。

短大の場合は、教育内容のほかに四大にも興味がある人は大学への編入学実績も聞いておきたいところだ。(大学進学が厳しかった場合の選択肢にもなり得るから)

 

特にOCでは「模擬授業」を聞くことがとても重要だ。入学したら毎日受けるであろう講義が自分にとって「興味を持てるかどうか」を判断する材料になる。

OCで講演する先生は、その学校で人気のある先生であることが多い。その人の話が自分にとって響くかどうかで志望校を考えるのはとても有効な方法だ。
(聞き比べると分かるが、同じ分野の話でも大学や先生によって全然響き方が違うのだ)
 

記事の前編・後編

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